FESとは?

FFace to Face(向かい合って)
EEco-Habitat(エコハビタット)
SSalt(ソルト)

FES09


企画名である「FES09」には以下の意味が含まれている

「フィリピンにおける生産者の女性とその子どもとも、日本の人々とも、できる限り近い距離で活動を行い、受益者と支援者の双方の顔が見える活動にしたいという意図を含んでいる」

概要
日程:2009816(日)22(土)

移動区間:兵庫県淡路市、神戸市、宝塚市、三田市、大阪府吹田市

メンバー:29

【企画内容】

日本国内において自転車で移動し、フィリピンの手工芸品を販売する。

商品として、フィリピンのゴミ山周辺で暮らす女性たちが自立を目指して製作している刺繍を施したタオルやブックカバーなどの商品を扱う。女性たちは自分の子どもたちに教育の機会を与えることや、生活環境を改善することを望んでおり、彼女たちと共に子どもの支援になる活動を行う。
企画を通して、販売や広報活動、小中学校・高校・大学等でプレゼンテーションをすることで、日本の人々にフィリピンの現状を知ってもらい、フィリピンや世界の貧困問題に対して考え、行動へと繋げてもらう。

 当企画は、特定非営利活動(NPO)法人であるSalt(ソルト)の活動の一環にEco-Habitat関西学院が参加・協力する活動である。Salt(ソルト)はフィリピン・ケソン市におけるゴミ山周辺のスラムに住む人々への支援を行っている。

【企画のコンセプト】

Take Action 

〜子どものために がんばっているお母さんと共に〜

私たちは子どものために何かしたい、何か行動を起こしたいという思いから、当企画を立案し、チームを結成した。

昨年の企画である「FES08〜巡〜」では、フィリピンのゴミ山周辺で暮らす生産者であるお母さんたちが刺繍を施した手工芸品を生産することで自立を目指して頑張っていることを知り、彼女たちの生活を支援する活動を行った。その上で私たちは今年の春に実際に現地に行ってみて、生産者であるお母さんたちだけでなくその家族の子どもたちの存在を知り、生産者であるお母さんが子どものためにがんばる姿を見て、お手伝いがしたいと考えた。子どもたちは将来性、言い換えれば可能性にとても満ちている。その子どもたちが夢に近づけるようがんばっているお母さんと共に、私たちも商品販売や広報活動、さらに小学校プレゼンテーションを行い、応援しようというものである。そして、同時に不衛生な住環境の中で暮らす子どもたちのことやお母さんたちの存在、貧困の現状を日本の人たちに伝えることで、貧困について考え何らかの行動を起こしてほしいと考えた。このコンセプトは、子どもたちのためにアクションを起こすお母さん、そのお母さんと共に子どもたちのためにアクションを起こす私たち、この企画を通して考え、アクションを起こす人々。いろんな人が世界の人々を思いやり、Take Actionを起こすことでより笑顔に満ちた世界になることを目指す。

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